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Mark and Risbeau's Fantastic AdventuresTo Boldly Go Where Many Men and Women Have Gone Before 7/3/2009 ベイクト・ドウナッツ
って、なんだ? ひと月ほど前から、興味津々で待ち構えていたこの疑問が、独立記念日の振替休日の金曜朝、遂に解明された。 車の交通が激しいパシフィックコウストハイウエイ沿いにできたこの店の場所は、その前はジェラートの店だったが、いつかいってみようと思っているうちにあっけなく閉店。それからしばらく空き家状態で、写真の看板が上がったのが一ヶ月ほど前のこと。いつか仕事から帰ってりす坊にこの店のことを話したら、彼女もしばらく前からチェック中とのことだった。
そして今朝、用事を片付けた帰り道に店が開いているのを見かけてさっそく立ち寄ってみた。「焼きドウナツ」の看板に引き寄せられたのか、小さなお店は朝からなかなかの繁盛。
店に入って意外だったのは、ドウナツ屋独特の甘い揚げ物の匂いがしないこと。その名の通り、焼いたこんがりした匂いだ。さらに意外なことに、店主は日本の方だった。 店名の入ったTシャツを着て張り切っている店員さんに、ずっと開店を待ってたんですよ、と話しかけると、やっぱり僕らの予想どおり営業許可を取るのに半年かかったとのこと。無事開店できて、いやあよかったよかった。
ちょっと小振りで値段が張る(僕はプレイン一個1.25ドル、りす坊はきなこまぶし一個1.50ドル)ので、とりあえず一個ずつ買って帰った。一個ずつ個包装なんて、さすが日本の店である。12個買うと、ポイントカードにスタンプを一個くれるそうだが、果たしてこれだけの量で15ドル払う人がそれだけいるかどうか。
家に着いて、まず朝ごはんを済ませると、待ちきれなかったりす坊はさっそく自分の分をぺろっと食べてしまった。疑いなく胃が完全にアメリカナイズされている。僕は、彼女の注目を集めながらまず二つに割り、写真を撮ってからゆっくり味わうことにした。ん?これって... バニラの匂いのないベビーカステラぢゃないか!そう考えれば、ちょっと高いな~。おまけにアメリカ人の舌には決定的に甘さが不足していると思う。 アイデアはいいんだけどなあ。ともあれ、ご健闘を祈ります。 6/26/2009 時代の終りお久しぶりです。おかげさまで夫婦ともつつがなく過ごしておりますが、殺人的な不景気な中でなぜか忙しくて、日頃親しくしていただいている皆様のところにもお邪魔できずにおります。すみません。 そんな合間に一世を風靡したマイコ・ジャッコことMichael Jacksonの訃報を耳にした。ひとことだけ日記にしておきたく、PCを開いた。 僕が前にLAに住んでいた頃、ちょうど彼の「Bad」のアルバムが大ヒットして次々とシングルがヒットしていた頃だった。通勤のラジオでもしつこいくらいに彼の曲がかかり、僕もついうっかりしているうちにBadのCDを買っていた。今はなきTower Recordsの思い出がよぎる。 今日は家に帰ってその懐かしいCDを探し当てて久しぶり(実に20年振り)に聴いてみた。おお、なんというフラッシュバック。 さすがにジャクソンファイブには手を出さなかったが、Off the WallのLPを買ったときから、実は自分でも気がつかないうちに彼の「ファン」になっていたようだ。いま思えば、あの頃のファンキーな姿が本当の彼だったと思う。 その後「変身」を繰り返し、自らのアイデンティティを塗り替えようとした彼の心の中に何があったのだろう。帝王エルビスの娘と結婚し、ビートルズの権利を買い占めた彼は、何を証明しようとしたのだろう。 60年代~90年代に育った世代にBGMを提供した「ポップの帝王」の最期はあまりにあっけないものだった。恐らくもはや彼の復活は不可能だっただろうが、もう一度表舞台に立つ姿を見てみたかった。彼の行いについてはさまざまな意見があると思うが、彼の音楽を聴いて同世代を生きた一人として、感謝を込めて彼の冥福を祈る。 5/27/2009 ジャカランダの季節僕らがぼんやり生活してる間も、季節は巡る。今日の昼、小用で外出したときにトーランスのオウルドタウンでジャカランダの木を見かけた。街にいきなり彩りを加える木がまたぼつぼつと出没し始めた。もう一年経つんだな。
紫のジャカランダと深紅のブーゲンビリアにはつい目を奪われてしまう。変化が少ない南国生活のちょっとした楽しみである。 5/24/2009 お金返ってきましたこの間日記にした小切手詐欺事件の調査が終わり、お金が戻ってきた。その間発生した当座貸越手数料など全費用を銀行が帳消しにしてくれた。
何度か家の近所の銀行支店に足を運んだり、レドンド警察に被害届を出しにいったり結構忙しかったが、幸い実被害はなかった。ご心配いただいた皆様には改めて御礼申し上げます。 電気代などのオンライン自動支払設定も銀行側で新口座に振り替えてくれていたし、新口座の小切手もデビットカードも無料で発行してくれた。逆に本来払うつもりでいたぜんぜん無関係の銀行手数料もこの際だから、ということでゼロにしてくれたりで得をした部分もある。 発生から一週間でもとの生活に戻ることができた。何事にも時間がかかる当地にしては上出来である。やるな、ウエルズファーゴ。 ということで、当地で銀行口座を開かれる人は、創業1852年、信用を重んじるウエルズファーゴ銀行へどうぞ。 5/21/2009 レドンド大停電数日前電気会社から停電の通知が入っていた。朝8時から4時半の間未定の時刻に未定の長さで一度または複数度の停電があります、と、まったく予定の建てようがない知らせだった。
その当日、どうせ仕事が終わって家に着いた頃には復旧しているだろう、と思ったのは甘かった。7時頃りす坊から携帯メールがはいり、電気がつかないので夕食が作れないという。 まだ日が高いのがうれしくて、じゃあ早めに仕事を片付けて久しぶりに外食するか、と話が決まった。歩ける距離のレドンド桟橋唯一の日本食に行くことになった。前からりす坊が、その店の評判のラーメンを食べたがっていたのである。
ゲソ天をつまみながら大瓶ビールを空け、期待通りのラーメンを平らげたら、電気が戻っていることを期待して早い目に店を出た。桟橋のすぐ背後に経つ僕らの建物を見上げたところ、やはり真っ暗なままである。仕方ないので部屋に向かうが、敷地内の街灯も廊下の照明もまったくない中を歩いていると、まるでキャンプに来てるようでちょっと楽しくなる。
いざ部屋に入って落ち着いてみると、TVもつかず本も読めずで頗る手持ちぶさたである。やむをえず停電でも使えるラップトップでこの日記を書き始めたが、もう書き終わってしまいそうだ。これが終わるとすることがなくなってしまう。ところでいつポストできることやら。 ・・・ 懐中電灯を灯しながら復旧待ち態勢のりす坊を尻目に、歯を磨いてベッドに入った途端電気がついた。電気会社のみなさん、夜遅くまでお疲れさまです。もう寝る気になってしまったので、いずれにせよ寝る。 5/18/2009 スタートレック見ました少々夜更かしをした翌朝の日曜、果たして9時45分の上映に間に合うか不安だったが、なんとか起きて先週封切りになったばかりの話題の映画「スタートレック」を見に行った。今回は割り増しを払ってIMAXで見ることにした。
「スパイ大作戦」「バルジ大作戦」「プロポーズ大作戦」と大作戦時代を生きた抜いた世代には懐かしい「宇宙大作戦」として知られるカルトSF番組を下敷きにした映画である。オリジナルのTV番組は、1966年9月米国でのパイロット番組の放送以来興行的には大失敗で視聴率は低迷、たった3シーズン80話で打ち切りになった。 商業的には失敗したそんな番組が今日まで根強い人気を誇る理由は、超光速飛行(ご存じ「ワープ航法」)、掌にのる通信機、位相エネルギー整流(フェイザー)砲、真空注射器、エネルギー変換転送装置など「あるといいな!」という未来技術をそれなりに説得力をもたせて視覚的にわかりやすく描いたというオタク要素に加えて、時代や場所を超越した普遍のテーマを、未来の宇宙を舞台に仮託して描いた中味の濃いストウリー展開、そしてキャプテン・カーク、ミスター・スポック、ドクター・マッコイほかそれぞれ個性的で魅力的な登場人物のおかげだと思う。事実この映画では、新造宇宙船エンタープライズ号に任命される前の若き日のキャラクタたちの出会いが見せ場でもある。 短命だったオリジナル・シリーズは今日まで熱狂的なファンを脈々と生み続け、もはや訳が分からないくらいたくさんの派生番組を生み出してきた。オリジナル番組の登場人物たちの後日談として過去6本のやや一般には受けにくい劇場映画が作られているが、今回は切り口を変えて、いわばオリジナル番組の前編(prequel)という位置づけになっている。スターウォーズと同じ常套手法だが、続編が手詰まりなら前編、ということになるのだろう。 映画の中味については実際に映画館で見てのお楽しみにしておきたいが、「宇宙大作戦」が懐かしい世代には、謎解き的な要素もたくさん含まれていて結構楽しめるに違いない。物語の展開については、若干こじつけ(これは大御所、例の耳の尖った人の介入のせい?)もないことはないが、展開にそれほど大きな無理はないし、アクションあり、息を呑む特撮あり、おまけにユーモアあり、で肩も凝らない。なにより、最近ありがちな、内容にまったく無関係な安っぽいポップ音楽の抱き合わせがないのは新鮮な喜びだった。 はじめちょっと意外な気がする若き日のジェイムズ・カークの荒削りなキャラクタも徐々に魅力的に見えてくるし、スポックにせよマッコイにせよ、ほんとによく似た俳優を捜してきたな~と感心させるほど説得力のある役作りになっている。あ、ところで前に日記にしたバスケス・ロックスの奇妙な岩の風景がバルカン星の描写に効果的に使われていた。 今風のスピード感ある展開に引き込まれ、2時間はあっという間に過ぎてしまった。1960年代に大ヒットSF番組を生み出し、SFの歴史を塗り替えた伝説のプロデューサ、ジーン・ロデンベリさんも、あの世でこの映画の出来には大満足しているに違いない。
僕らの経験から、この映画は大きいIMAXの画面で見る方が遙かに楽しめると思う。★★★★½ 5/17/2009 揺れました米国西海岸時間午後8時39分、ロサンゼルス空港付近を震源とする規模 これまでのTVの報道によると他の住民にも大きな被害はなかった模様です。 りす坊はロサンゼルスに住み始めて以来、最大の地震を経験しました。これで、カリフォルニア州で経験すべき事柄のほぼすべてを達成したことになります。 5/15/2009 やられましたすべては、昨日の昼前に事務所で受けた一本の電話から始まった。 電話はウエルズファーゴ銀行のモントロウズ(テキサス?)支店からだった。ウエルズファーゴは僕らが個人口座を開いている銀行だが、銀行から電話があるときはいい話であることは少ない。 「9千ドルくらいの小切手を4枚振り出しましたか?」はじめのうち営業の電話だろうくらいに思って話を聞いていたら、どうやらとんでもない方向に話が転がり始めた。 要約すると、その日テキサス?の支店に合計37,700ドル(≒350万円)の偽造小切手4枚が持ち込まれ、僕の口座から引き出されているらしい。さっそくウエブバンキングで調べてみると、当座も貯蓄も口座は空っぽになっていた。おまけに不足額は銀行が発行するクレジットカードにチャージされるという惨憺たる状況である。 とにかく銀行に電話して、残高はないもののとりあえず口座を凍結してもらった。詐欺捜査部門の専門家によると、一旦情報が漏れてしまった口座については即座に閉鎖し、別口座を開設するしかないという。引き出された金(といっても、もともとそんな金はなかったのだが)は調査して詐欺被害という結論が出れば、返金してくれると聞いてほっと安心。 銀行から手に入れた偽造小切手のコピーを見ると、僕らの名前・住所と口座番号が印刷されており、署名も僕のものを真似てある。たいていオンラインで支払うので小切手を発行することは少なく、容疑者を割り出すのは割合簡単かもしれない。
それにしても欲深い奴だと思う。数百ドルくらいなら、あるいは気づかれずにそのまま手に入ったかもしれないが、さすがに数百万円は気がつかないほうがおかしい。つい先日TVで実在の小切手詐欺師を描いたCatch Me If You Canを見たばかりだが、まさかそんな被害が自分の身の上に降りかかるとは思っていなかった。 5/11/2009 日本海ある韓国の活動家が本日付のニューヨーク・タイムズ紙に全面広告を出したそうだ。曰く、「日本海」は誤り、「東海」と呼ぶべきだ。過去二千年にわたって東海と呼ばれてきたので、アメリカの著名な新聞も東海と呼ぶべきである、という主張である。
個人的には筋が通るなら東海でも一向に構わない。しかし、「日本海」が不公平だというなら、東というのは海の西にある国から見て「東」なのであって、東にある日本から見ると西海にしてもらわないと具合が悪い。それでは、みんなが納得する名前はないか。 「ロシアと北朝鮮と韓国と日本の間にある海」というのはどうだろう。ちょっと待て、今度は国の順序が問題になりそうだ。それでは「東アジアにある海」ではどうか。黄海や東シナ海やオホーツク海と区別がつかないか。面倒だから、いっそのこと「あの海」でどうだ。 今朝の抗議は、4月初めの北朝鮮によるミサイル発射事件のときにNYTが「日本海」と表記した「誤り」を指摘したものらしい。1ヶ月じっくり考えた末の抗議のようだが、「日本海」の名を使うのはNYTだけではない。他の有力紙のみならず、地名命名のオーソリティーである国連地名標準化委員会や国際水路機構にも誤りを指摘していかねばならない活動家氏の道のりは長い。 領有権を巡って問題が燻っている「あの海」が過去数千年に渡って特定の名で呼ばれてきたか否かについては詳らかでない。しかし、もしそうでも自分たちの間でそう呼べばよいのであり、僕らは僕らの名で呼ぶ。カルビと呼ぼうが牛バラと呼ぼうが食べる人間の勝手である。さらに、まったく第三者である米国の有力紙にどのように呼ぶべきか意見を述べるのは、かなり大きなお世話ではないかという気がする。 ワンショット1000ドル以上する全面広告料を払うのは本人だし、言論の自由を標榜する米国での広告なので思う存分やってもらって結構。さらに日本側から対抗意見が出たりすれば、新聞社にとってはまさに海からでた「漁夫の利」というところか。 5/10/2009 そんな人ありえない?このところ、日本の新聞を読むのが辛い。不景気でたくさんの人々が不当に職を奪われ、住むところを追われている。公の立場にある人々の不祥事が後を絶たないと思えば、一般の心ない人々の間でも耳を覆うよう破廉恥な犯罪が日常茶飯である。おまけに近づくだけでうっかり伝染病までもらいかねないなんて、大変な時代になったなあ、と思う。そんな誰もが自己的になりがちな寂しい時節、僕は日本のある人のことを考える。 その人は長年のつきあいを通して僕のだめなところや嫌なところをたくさん知っている。そんな僕をあるときは厳しく批判し、あるときは理解を持って支持してくれた。どんなときでも最後まで信じてくれたおかげで、いまの僕がある。僕がどんなひどいことを言ったりしたりしても、決して代償を求めることもなく、いつも僕の福利を最優先で考えてくれた人。こう書くと、そんな神様みたいな人ってありえないですよね。 でも、あなたも恐らくそんな人を一人は知っているに違いない。 あまりに当たり前に与えられ過ぎて普段気がつかず、気がついても照れくさくって、いつも言葉にできなかったひとこと。この歳になると、それが抵抗なく言えるようになりました。
母親って損な役回りですよね。そんな役を引き受けてくれて、ひとことだけですが、改めてありがとうと言います。おかあさん。 |
Venues of Choice by Our Own Experience
Accomodations We Wouldn't Mind Going Back (Some We Did)
All the rights to them, that is.
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